カリキュラム
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いけばな小原流には、たくさんの表現技法があります。
それを段階的にきちんと身につけていただくために、誰もが習得しやすいカリキュラムをもうけています。
◎1回のおけいこが1単位です。
◎それぞれのコースで所定の単位を修得すると、そのコースの修了証(免許状)がうけられます。

初等化◎8単位(2カ月) 初等科 課題

小原流のおけいこは、生活空間に生かせる「花意匠(はないしょう)」というかたちから始まります。最初は「たてるかたち」「かたむけるかたち」と呼ばれる基本を学び、花の組み合わせや、バランスのとり方などを学びます。

本科◎16単位(4カ月) 本科 課題

「花意匠(はないしょう)」の展開として「ひらくかたち」「まわるかたち」「ならぶかたち」という型を学びます。花の扱いにも少し自身がついてきて、お気に入りの器や小物を生かして、花をコーディネートする楽しみを覚えるのもこの頃から。

師範科1期◎16単位(4カ月) 師範科1期 課題

花瓶に花を挿すという、身近でいて奥深いテクニックもこの頃から学びます。「花意匠(はないしょう)」も繰り返し練習して、表現力を大幅アップ。花の季節感や素材感をいかして、実際の生活の中でいけてみる楽しみが広がります。

師範科2期◎16単位(4カ月) 師範科2期 課題

小原流の特徴である「盛花(もりばな)」と「瓶花(へいか)」を本格的に学びます。花の彩りの対比や調和を器の中で生かして、よりいけばならしい表現を覚えていきます。またセンスを生かした自由なアレンジなども可能になり、表現の幅も広がります。

准教授◎16単位(4カ月) 准教授 課題

景色を水盤の中に表現する「写景盛花(しゃけいもりばな)」を学んで、小原流いけばなの心をつかみます。
基本と応用、そして展開と表現力にみがきをかけるのがこのコース。准教授の資格を取れば、いよいよ先生への道が待っています。